2016年05月04日

ATM警備員がATMから3百万円窃盗か 福井、保守点検立ち会い中

現金自動預払機(ATM)の保守点検の際に現金301万円を盗んだとして、福井南警察署は3日、窃盗の疑いで、福井市の元日本通運社員の容疑者(42)を逮捕した。

逮捕容疑は4月20日午後1時20分ごろから同2時ごろまでの間、坂井市内のショッピングセンターに設置されている銀行のATMの保守点検の際に、ATMから301万円を盗んだ疑い。

容疑者は事件当時、同社社員で、業者が行うATMの保守点検に立ち会い、作業の間、周囲の警戒などをする立場だった。点検作業中かその前後に、業者などの目を盗んでATMの中にあった現金を奪ったらしい。ATMを開閉するなどしても不自然でない立場を利用したとみられる。

同社は物流最大手。金融機関向けのサービスとして現金輸送やATM管理も受託している。同社の内部調査で容疑が発覚し同署に届け出た。同容疑者は逮捕前に同社を解雇された。
同署は余罪があるとみて調べている。

福井新聞ONLINE 2016年5月4日

keibihikaku at 11:37│ 事件 | 警備会社
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